Photoshop と Illstrator で使えるスウォッチファイルはいろいろなサイトで配布しているのだけど、色の確認のために Photoshop を立ち上げるのは面倒だったので、日本の伝統色 和色大辞典 - Traditional Japanese Color Names を参考にして、Mac OS X のカラーパレット用のファイルを作ってみた。
ついでに「世界の伝統色」と「ヨーロッパの伝統色」も同梱しています。
ダウンロードしたファイルを解凍し、Japanese.ctl ファイルを ~/Library/Colors に置けば、インストールは完了。カラーパレットを扱うどのアプリケーションからでも利用することができます。
Mac OS X のカラーパレットってけっこう便利で、これだけを解説したサイトもあるぐらい。
Using the Mac OS X Color Picker © Robin Wood 2009
なかなか充実した内容で、知らなかったことがたくさんあったり。特に写真から色を抜き出す方法は、知っていると重宝するかも。
このページでダウンロードできる ColorPicker というアプリケーションは、カラーパレットを表示するだけのアプリケーションです。ColorPicker と同じことは、AppleScript の choose color 命令でできますが、アプリケーション形式になっているので常時表示させておくときに便利です。
一方、AppleScript を使うとカラーパレットで色を選択した後の処理が追加できるので便利です。よく目にするのが、choose color の返り値を HTML の 16 進に変換するというもの。これは、AppleScript: Essential Sub-Routines に掲載されていますね。
こういう小さいツールが案外と役に立つ。