Automator in Snow Leopard - テキスト編

(個人的に)わりと評価が高い Automator。Snow Leopard で何が変わったかといえば、サービスを作成することができるようになったということだけなのですが、これが地味に便利。コンテクストメニュー地味に便利。

そんなわけで勢いに任せて、作ってみました。

インストーラーパッケージが解凍されるので、あとはダブルクリックしてインストールしてください。いつものことですが、ご利用はご自身の責任でお願いします。

収録されている内容は以下の通りです。

  • Finder • Insert Selections Name

Finder で選択されている項目の名前を挿入します。

  • Finder • Insert Selections POSIX path

Finder で選択されている項目の POSIX パスを挿入します。

  • iTunes • Insert Current Track

iTunes で現在再生されている曲名を挿入します。

  • iTunes • Now Playing

Twitter でよく見かけるようなフォーマット(Now Playing: [Artist] - [Track name])で iTunes で現在再生されている曲名を挿入します。

  • iTunes • Search Artist in ITS

選択されているテキストをアーティスト名としてい iTunes Store で検索を行います。

  • Safari • Insert Current URL

Safari で現在閲覧している Web ページの URL を挿入します。

  • Text • Add Line Number

行頭に 3 桁の行番号を追加します。

  • Text • Add Prefix

行頭に引用符(>)を追加します。

  • Text • Appley Markdown

選択されているテキストに Markdown を適用します。Markdown.pl が /usr/local/bin にインストールされている必要があります。

  • Text • Evaluate Date Format

UNIX の date コマンドで利用できる日時フォーマットを評価します。例えば、%Y-%m-%d なら、2010-05-22 になります。フォーマットについては Terminal で strftime のマニュアルを参照してみてください。

  • Text • Force Line Break

選択されているテキストを 80 文字で強制改行します。

  • Text • Insert Current Date

今日の日付を挿入します。実行するとダイアログでデータのフォーマットを尋ねます。UNIX の date コマンドで利用できるフォーマットを指定してください。デフォルトでは %FT%T%z (2010-05-22T00:10:59+0900)が指定されています。フォーマットについては Terminal で strftime のマニュアルを参照してみてください。

  • Text • Insert MIT License

MIT License を挿入します。現在の年とログインしているユーザーの名前が利用されます。

  • Text • Postal Code to Address

郵便番号を XML-RPC(全国郵便番号一覧 | 郵便専門ネットのWEBサービスAPI)を利用して住所に置き換えます。

  • Text • Replace Numbers to X

選択テキスト内にある半角数字を「X」に置き換えます。

  • Text • Search and Replace by Regex

選択テキストの検索と置換を正規表現を利用して行います。

  • Text • Search and Replace

選択テキストの検索と置換を AppleScript の text item delimiter を利用して行います。

  • Text • Separate by Space

テキスト内の半角英字の前後に半角スペースを挿入します。英単語を半角スペースで区切る(CotEditor) -avoidnote- を参考にさせていただきました。

  • Text • Shift Left

選択テキストの行頭にあるタブを一つ削除します。

  • Text • Shift Right

選択テキストの行頭にタブを一つ追加します。

  • Text • Sort

UNIX の sort コマンドを利用して選択テキストをソートします。

  • Text • Trim Empty Lines

空行を削除します。

  • Text • Trim White Space

行頭と行末にある空白(半角スペースとタブ)を削除します。

  • Text • URL Encode

選択テキストを URL エンコードします。

  • Text • View Postal Code in Google Maps

郵便番号から XML-RPC(全国郵便番号一覧 | 郵便専門ネットのWEBサービスAPI)を利用して住所の緯度と経度を取得し、Google Maps で表示します。

  • Text • View Selection Info

選択されているテキストの情報(文字数、行数、単語数)を表示します。

  • TextEdit • View Header File in TextEdit

open コマンドの -h オプションを利用し、Objective-C ヘッダファイル(NSView.h)を TextEdit で表示します。

  • Xcode • View Header File in Xcode

open コマンドの -h オプションを利用し、Objective-C ヘッダファイル(NSView.h)を Xcode で表示します。

以上、全 28 項目。使いやすいように変更、もしくはそのままでご利用ください。

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