Launch Center という iPhone アプリケーションがあります。
Launch Center - 等のアプリのタスクをスケジュールします
販売元: The Application Cubby LLC
掲載時の価格: ¥85
カテゴリ: 仕事効率化
容量: 6.0 MB
掲載時のバージョン: 1.2.1
iOS 5.1 になって iPhone の設定を開けなくなったのは悲しい出来事でしたが、それでも少ない手間で目的のアプリケーションを起動することができるなかなか便利なアプリケーションです。いまさらここで詳しい使い方を書くのもあれなので、いくつか参考になるところを。
このアプリケーションはいわゆるランチャーなのですが、起動することができるアプリケーションは URL スキームを持っているかどうかで決まります。 Launch Center で対応しているアプリケーションもありますが、それ以外のアプリケーションは URL スキームを持っているかどうか調べないと分からない。
調べる方法はいくつかありますが、なかなか面倒。こういうものは人力でするものではありません。
iPhone のアプリケーションはバックアップ先の Mac に保管されていると思います。この保管されているアプリケーションの中にある、Info.plist というファイルを調べると URL スキームを持っているかどうか、持っているならどういう文字列か、ということはすぐに分かります。
iPhone のアプリケーションは実際のところ Zip ファイルで拡張子 ipa を zip に変更すれば、そのまま解凍できるというのはよく知られた話です。が、これらのアプリケーションのファイル名を変えて、解凍し、Info.plist を開き、目的の文字列を探し出すのは面倒な作業です。
これらの作業(Zip に変更し、解凍)を行うスクリプトをぴよまるソフトウェアさんが公開していますが、ここまでするのも大袈裟です。
ようは Info.plist 内の特定の文字列を探し出すだけです。アプリケーションのすべては必要ありません。どうすれば、Info.plist だけを抜き取ることができるか...。AppleScript だけでは Zip ファイルを解凍せずに目的のファイルを抜き出すことはできません。
でも、python は標準で入っているよな...。python には zipfile があるよな...。
なら、両者を組み合わせればいいだけで、こういうことこそ AppleScript の得意とするところ。
アプリケーション形式の AppleScript でパッケージ内に python スクリプトを配置しています。使い方は至って単純で iPhone アプリケーション(拡張子 ipa。複数可)をこのアプレットに放り込むだけ。もしくは、アプレットをダブルクリックで起動し、拡張子 ipa のファイルを選択するだけです。
処理が終了すると、デスクトップ上に「URL Schemes.csv」というファイルを作り、その中に URL スキームを書き出します。あとは、テキストエディタで開くなり、CSV ファイルなので Numbers や Excel で開くなりしてください。
ま、いつものごとく特別にエラー処理はしていないのでご利用は、ご自身の責任でお願いします。
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